3月末に初期・後期研修修了式を開催しました。今年は2年目研修医3名、後期研修医2名が研修を無事修了しました。当日は多職種を含め約80名の参加となりました。修了式では、2年目研修医の研修の日々を綴った動画を流し、2年間を振り返りました。

修了を迎えた各研修医からは、初期・後期研修を振り返っての発表と、スタッフへ感謝の想いを述べました。最後に研修委員長角銅しおり医師より激励の言葉と、医局長江島泰志医師、副院長山本一視医師より修了証が授与されました。

研修修了者全員が、今後も引き続き千鳥橋病院で勤務することになっており、医師として日々励んでいくことと思います。

サリドマイド剤は、それを服用した人の直接作用として、神経系の障害、妊婦から重症の四肢の欠損症や耳の障害などを生じさせました。特に「妊婦にも安全」と宣伝したために妊娠時のつわりに使われ、胎児被害が増加しました。日本では、ドイツなどに比べ国の対応が遅れ、19629月にようやく販売が停止されましたが、徹底した回収はなされず、販売停止後も被害が起きました。販売停止の遅れと回収の不徹底により、被害者の数は2倍に増えたといわれています。

今回の講師である増山さんはサリドマイド事件の被害者であり、「薬そのものが悪いのではない2度と同じような被害を起こさないために」と活動されています。

サリドマイド事件の被害やその増山さんの人生、サリドマイドの再販売や一般医薬品のインターネット販売もあわせ、教科書では学べない被害者からの声を聞き、今後の活動に活かしましょう。一般の方、学生、医療に関わる方、薬害根絶の活動にかかわっている方などの参加をお待ちしています。

講 師:増山ゆかりさん (公益財団法人いしずえ 理事) 

http://www008.upp.so-net.ne.jp/ishizue/aboutthalidomide.html

日 程:516() 18:3020:00 

場 所:福岡佐賀民医連 会議室 福岡市博多区博多駅前1-19-3博多小松ビル2F 

お申し込み・お問い合わせ

http://www.chidoribashi-resident.jp/toiawase/   

件名に「薬害学習会の件」とお書き添えください。

千鳥橋病院 医学生課(松尾・山北・木村) TEL:092-651-2167(直通)

薬害学習会20140516(PDF)

 

32426日に「第35回医学生のつどい」3月つどいが東京で開催され、九州大学と佐賀大学、長崎大学から6名が参加しました。

今回のつどいの参加者数は医学生65名(うち新1年生7名)、医師・職員を含めると130名を超える参加となりました。

 今回のテーマ:「なぜ医師が平和を学ぶのか」

講演:「医療のプロフェッショナリズム、プロフェッショナリズムから見た平和の問題」

和田浄史医師(川崎協同病院外科)

医療者に求められることは何か、民医連の目指す医療とよい医療とは、プライマリケアの専門性などの話をされ、熱い講演に多くの学生が聞き入っていました。

 

フィールドワーク:①靖国神社と遊就館、新宿陸軍医校跡地

②東京大空襲戦災資料センター、第5福竜丸展示館見学

ガイドの方の解説もあり、充実したフィールドワークになりました。

 

研修を考える企画:5名の医師がブースに分かれてそれぞれの経験を話し、初期研修や専門研修についての理解を深めました。

 

活動報告:青森からは「SDH(健康の社会的決定要因)について」、福岡はKOMSAで学んだ「貧困とヘルスプロモーション」に関して九州大学の3名が発表を行い、各地の医学生の活動報告が発表されました。

次回は、5月つどいが5/2425に東京で開催されます。また、毎年最大のつどいとなる夏のつどいは「地域医療」をテーマに愛媛で開催される予定です。

3月24日と28日の2日間にわたり、春休み高校生一日医師体験を行いました。13校から63名が参加しました。

初めはとても緊張した様子でしたが、グループに分かれて学習会や手技、病院探検などを一緒におこなううちに、終了時には和やかな楽しい雰囲気になっていました。午前は、レントゲン読影学習会、血圧・血糖測定、病院探検(薬剤部、千代診療所、リハセンター、メディカルフィットネス)、昼食休憩後には研修医より高校生にむけて、自身の経験や学生時代の話も交え、激励メッセージを贈りました。閉会後は、希望者のみ「LGBT(性的マイノリティ)について」をテーマに、有馬医師による集団討論を行いました。今回初めての取り組みでしたが、参加した学生からは「なかなか体験できないのでとても貴重だった。」、「視野を広げることが出来てとても充実していた。」、「初対面の人にこんなに意見を言えたのは初めてだった。」などの感想があり、役に立ったという感想が多く出されました。

千鳥橋病院で働く医師の中には、高校生の頃に一日医師体験に参加した事がある医師もおり、一日医師体験は、医療の現場を知ってもらう良い企画となっています。当日参加した高校生のみなさんありがとうございました。

次回は夏休みに予定しています。詳細が決まりましたらHP, Facebook千鳥橋病院研修医と医学生のページでお知らせいたします。

【参加学生の感想】

・医師という仕事がどんなものであるか理解が深まった。

・レントゲンからいろいろな病気を見つけるのは、とても難しいことだと思った。

・勉強のモチベーションが上がった、できることならまた医師体験に参加したい。

・医師への質問コーナーでは、大学受験に関しての多くのことを発見できた。

・HPH制度をはじめとして、地域医療に大きく貢献していて、欠かせない病院だと思った。

新1年生から新4年生を対象に3月13~14日、地域医療セミナーを行いました。

「医療現場を体験する2日間」をテーマに、九州大学・福岡大学・佐賀大学・島根大学・愛媛大学から5名が参加し、コミュニケーションスキル学び、研修医密着体験、実習(ER・往診・緩和ケア病棟・薬剤部・心カテ)などから希望の内容を選択して体験しました。今年4月から医学部に入学する新1年生も2名参加しました。

2日目の終わりにはそれぞれ感想や体験したことをパワーポイントにまとめて感想交流を行い、医学生委員長の佐々木洋平医師より修了書を授与しました。

【参加学生の感想】

〇千鳥橋病院はスタッフの雰囲気が良く、働きやすそうな病院だと思った。

〇コミュニケーションがいかに大事か学んだ。病気だけでなく患者さんの心のケアも大事にしたい。

〇医師になりたいと思って医学部に入ったが、今日のセミナーで〇〇先生のようになりたいと具体的にこんな医師になりたいと思った。

〇患者さんとの世間話のコミュニケーションが一番大事だと分かった。

〇1年の時も参加したが2年で組織や解剖の基礎を学んだので、今日は質問もできてよかった

〇たたらリハビリテーション病院の緩和病棟では音楽療法士の方と患者さんと一緒に歌を歌ったりもした。

親ががんになった時お子さんへどう説明するかの3つのCという言葉、

1.『Cancer』:がん(cancer)という病気であること

2.『Catchy』:うつる(catchy)病気ではないこと

3.『Caused』:子どもがしたことやしなかったことによって引き起こされたもの(caused)ではないこと

を学んだ。子どもにはうつらない、子どもの責任ではないよと伝える子どもへのメンタル面のケアや、心の部屋という患者さんの家族のための部屋があることが印象に残った。

 地域医療セミナーの2日間を通して、千鳥橋病院の医療現場を体験し、大学では学べない多くの事を学び、新1年生にとっても入学前の貴重な時間になったと思います。

地域医療セミナーは年に1度ですが、病院の見学・実習は随時受け付けています。

病院見学カレンダーもご参考ください。

病院見学のご案内はこちら  http://www.chidoribashi-resident.jp/igakusei/#bosyu

 

新5~6年生の学生の医学生を対象に地域医療セミナーを3月6日~7日に開催しました。今回のテーマは「地域医療を学ぶ 老いること 死ぬこと」をテーマに、老いていく患者さん、終末期の患者さんをどう支えるか、高齢化の進む社会で病気を治すだけではなく、患者さんと共に歩み、地域で安心に暮らすためのサポートと、その人らしい最期を支えることに焦点をあてました。福岡大・福井大・東京大の3名の学生が参加しました。

 

 

 

 

 

 

 

2日間の振り返りとして、まとめの報告をパワーポイントで1人ずつ行い、修了証書を有馬医師より授与しました。

【参加した学生の感想】

〇今までADLIADLは言葉の説明程度しか理解していなかった。疾患名や治療法を確定させることで医師の仕事は終わりではなくADLIADLの視点から患者さんの生活面をサポートしていく姿勢が大切だと再考させられた。

〇「終末期への意識や関心の低さの改善がとても重要だと感じた。人生の出来るだけ早い段階から死について考えることが大切だと感じた。

〇90歳の方でもそのご家族でも死について考えていないということに驚いた。

〇病院全体で地域の健康を守っていくという思いに感銘を受けた。

 

千鳥橋病院が所属するふくおか佐賀民医連では、新歓企画として「ホームレス医療支援ボランティア」を開催します。

ホームレス医療支援は毎月第1金曜日に行っており、5年以上継続して取り組んでいます。

ホームレス医療支援ネットワークでは、毎月第1金曜日、博多区にある冷泉公園で医療支援をおこなっています。2009年から始めた支援も丸5年、63回目となりました。病院にかかる機会がなく、健康に不安を抱えているホームレスの方たちに医療支援を通じて、毎回顔の見える活動をおこなっています。医学生たちは問診の仕方や、血圧の測定などを学んでいます。

今回新歓企画として、九大医系学生サポートセンターにて、医療支援に携わってきた有馬医師によるレクチャーとコミュニケーションについて学びます。その後、実際に冷泉公園で医療支援をおこないます。医学生のみなさんも、私たちと一緒に現代にある「貧困」について考えてみませんか?

大学、学部、学年は問いません。興味関心のある方はお気軽にご参加ください。

【日時と場所】

2014年4月4日(金)

19:00~20:15

講演「ホームレス医療ボランティアから見えること」

講師:千鳥橋病院 有馬泰治医師(総合内科)

シュミレーション

場所:九大医系学生サポートセンター 福岡市博多区千代4丁目29-25グリーンパークビル1階A(大学病院通り側) 

―移動―

20:30~22:00

ホームレス医療支援ボランティア 場所:冷泉公園(福岡市博多区上川端7)

終了後、懇親会も予定しています。

お問い合わせ・参加ご希望の方は下記までご連絡ください。

参加ご希望の方は、メールにお名前、大学・学部/学年・連絡先をお書き添えください。

〇九大医系学生サポートセンター(福岡民医連) TEL:092-406-0082

 igakusei-support@bz03.plala.or.jp

 

〇ホームレス医療支援ボランティアのページへ

http://www.chidoribashi-resident.jp/homeless.html

〇九大サポートセンターのページへ

http://www.chidoribashi-resident.jp/homeless.html

140404新歓チラシ(医療支援) PDF