研修医:高橋

──まず最初に、先生が医師を目指されたきっかけから、聞かせていただきたいのですが。

「外傷にしか興味がないです」と、答えて。

高橋:医者を目指した動機ですか。僕は今まで、交通事故を2回見ているんですけども、でも、そのときに何もできなくて……でも、どうにかしたいっていう気持ちがすごく強くて……、それが医師を目指そうとしたきっかけですね。

──それは幾つぐらいのときに?

高橋:中2ですね。

──もう中学校2年生のころから医師になろうと?

高橋:思っていました。積極的に勉強したのは、高校2年ぐらいからですけど。

──先生が大手町病院で研修を始められたきっかけというのはどういうものだったんですか?

高橋:とりあえず僕は、交通事故の患者さんを何とかして助けたいっていう気持ちがすごくあって、だから、外傷救急外科とかそっちの方に力を入れている病院に行きたいって最初思っていたんですね。僕、関東出身で、けっこういろんな病院探したんですけども、たまたま東京で全国の合同病院説明会みたいなのがあって、そこで九州から大手町病院さんが来ていて。で、本当にたまたま、「外傷に興味ない?」って聞かれたんですよ。

──そこで?

高橋:「外傷にしか興味ないです」って答えて。

──なるほど(笑)

高橋:で、せっかく九州来るから、1週間ぐらいこっちでずっと実習していたんですね。で、「ここなら外傷救急は間違いない!」と思って。周りは緊急オペとかすぐ対応できる先生たちばっかりだったので、はたして自分がそんな医者になれるかどうかっていうのは、不安だったんですけども、とりあえずここでやらないとスタートも切れないと思ったんで、ここでの研修を決めました。