研修医:瀬木

患者さんからの手紙は宝物

──瀬木先生が尊敬する先生は、どんな先生でしょうか。

瀬木:今やったら、呼吸器内科の角銅先生とか。

──それはどういったところが。

瀬木:いや、何かもう仏様のような先生で(笑)もう患者さんからの信頼もものすごい厚くて、何か普通にしゃべってるだけやのに、患者さんの言いたいことをもう全部聞き出してみたいな。患者さんとの触れ合い方がすごいうまいなと思って。

──そうすると、先生自身もコミュニケーションの部分だったりとかっていう、そういうところのスキルを高めていきたい?

瀬木:いけたらいいなと。

──そうするためには、何が必要だと考えられてますか?

瀬木:多分ずっとしゃべり続けとけば、いずれ身に付いてくるんじゃないかなとは思うんですよね。もちろん、医者としてのスキルがないと聞かなきゃいけないことを聞き逃したりするんですけど。もう、しゃべってれば、患者さんたちがどいうことを考えているとか、だんだん分かってくると思うので。でも、多分コツを他人から聞いても、身に付かないし、患者さん本人と話してそれで少しずつ身に付けていくのが一番かなあと。

瀬木:ああ、初めて受け持った患者さんから退院後にお手紙もらって。「ありがとうございました」みたいな。もう宝物ですね。実はその後、お宅訪問もさしてもらって。

──最後の質問にもなるんですが、これから医師になりたいという方に、アドバイスやメッセージがあるとすれば、どういった言葉になりますか。

瀬木:みんな勉強はしてくると思うので。「人との触れ合いを大切に」とかですかね。何かそこまでの経験ってやっぱり大きいと思うんですよね。学生のころにどういう人とどうやって接してきたかとか。やっぱり学生のころって距離が近いから、いろんな学生同士で、いい勉強になってるんじゃないかなとは思います。

──勉強だけしてても難しい?

瀬木:勉強はいずれ、どうせするしっていう(笑)もう医者になる時点である程度してきてると思うので、もうそこは。「友達を大切に」ってことですね。