研修医:金城

「あ、それいいよな、やっぱな」と言い合える仲間

──先生は今、青年医師会というところで会長をされてるということなんですけども、ここはどういった会なんですか?

金城:以前は今みたいに10名とか9名とか研修医が入ってくるわけじゃなかったんですね、昔は年に1人とか、2人とか。これ、どの職場でもそうだと思うんですけれども、世界観が違う人が入ってきた場合って、結構ストレス感じますよね?周りにも相談できなかったりとか、新入職員が1人しかいない、2人しかいないような。で、あとは全部上の人っていう。そういう場合は、なかなか相談ができないですよね。だから、そういう場合に、やはり相談できる仲間たちととの交流を持とうということで。ここには入職してから7年目までの医師が入っています。その中で、何か悩み事があったりすると、相談してやるっていうのがやっぱり一番。みんなそういう機会があれば、話せるじゃないですか。そういう意味での会だったんですけど、今は随分、入ってくる人が増えたので、昔ほどはその影響力はなくなってるんじゃないかなと思いますね。

──けっこう、研修医同士で飲みに行ったりとか……

金城:そうですね。この青年医師の交流会という形で、会合を開いたり、飲み会を開いたりしてますね。楽しいことも、つらいことも共有することによってですね、やはり「ああ、おれだけじゃない、悩んでるのは」と。「あ、やっぱりおまえもこういうとこ、感じるか」って。「あ、それいいよな、やっぱな」って。

──そういう、エクスキューズってすごい大事ですよね。

金城:そうですね。これは、私に限ったことじゃないと思うんですけれども、どの職種・職業でもやっぱり同じようなことがあると思うんで、その機会が与えられるってことそのものが、やっぱありがたいわけであって。

いまの自分があることへの感謝

──これから、医師を目指す高校生、大学生、医学生の方、もしくはもう中学生の方なども含めて、後輩の医師を目指す方に一言メッセージを伝えるとするならば、どういった言葉になりますか?

金城:いま、自分があることに感謝してほしいってことですね。

──なるほど。

金城:今あなたがいるのは、あなただけのおかげじゃないんだよというところですかね。

──周りへの感謝ということでしょうか?

金城:そうですね。家族、友人、同僚、上司、たくさんの人に支えられているということです。そして、感謝の気持ちを忘れずに『好きなことをやる』。これです(笑)。さすれば、おのずとやること、自分のやりたいことも見つかってくるんじゃないかなと思いますね。